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高校生といえば青春&性春

みんな次々に、男になり、女になり、着実に階段を昇り始めます。

けど、必ずそのスピードに乗り遅れる人間がいるわけです。

オレは紛れもなくそっち側の人間でした。

運動神経も悪く、ガリガリでいじめられっ子のオレは当然ながら童貞でした。

みんなが筆おろししていくのを、オナネタにすることしかできない惨めなオレ。

彼女どころか友達も少なく、童貞の日々が続きました。

高2の1学期、珍しく転入生がクラスに入ってきました。

仮にF君としておきます。

オレと似たような痩せ型の、ちょっと頼りない感じの男の子です。

ただ端正な顔立ちで、男ながらに羨ましく思いました。

F君とは波長が合い、クラスで真っ先にオレと仲良くなりました。

毎日一緒に帰り、たまにお互いの家に泊まったりもする仲に。

翌年の高3の夏休み、F君の家に泊まった日、事件が起きました。

いつもと同じように、F君の部屋でプレステやったり漫画を読みながらダラダラしていました。

ふと、会話が何となしに男と女の話になりました。

Fが「なあ、こないだ8組のSが童貞捨てたんだってな」

と言い出した

「え?マジ?相手って、うちの学校の女子?」

「うん、そう」

「うそ−!あいつまで先に旅立ちやがったかで、相手って誰?」

「うちのクラスのTさん」

「は?・・・・ウソだろ?」

Tさんは最近では珍しいくらい清楚な感じの子でした。

乙葉ちゃんの胸を小さくして顔のレベルを4割引したような感じ?

オレみたいなモテない組の連中には最後の砦というか、彼女は処女だと信じたい気持ちでいっぱいでした。

ましてや相手は下ネタ大王のSだなんて。

「マジか!!最悪、よりにもよってSかよ!」

「ま、変なヤリチンにやられるよか良かったじゃん」

「そりゃそうだけどさぁ」

「Tさんのこと好きだったの?」

「え?・・・んー、まぁけっこう気にはなってたけど」

「Tさんで抜いた?」

「お、おいおい。いきなりそんな質問かよ!」

「いいじゃん。たまには。まあ、Tさんならオレも抜けるな」

「だよなぁ。あとKさんとか、意外といいケツしてない?」

「してる!あー、そう思ってるの俺だけじゃなかったんだ」

オレとFはしばらく学校の女の子の話で盛り上りました。

そして話はやがて、Hのことに。

Fが

「お前、まだ童貞だよな?」

とぶっこんできた

「ああ、残念ながらな。お前もまだなの?」

正直、Fが童貞かどうかは以前からけっこう気になっていました。

Fはオレと一緒にいるのが勿体ないくらい端正な顔立ちしてるし、美少年好きのお姉さんとかかなりウケの良さそうな感じなの美少年。

「どうなの?どうなの?」

「・・・・いや、俺もまだなんだわ。彼女なんかいねえし」

「そうかぁ。お前なら捨ててもおかしくないかなと思ったんだけど」

オレは正直Fが童貞でホッとしました。

しかし、このあと話がとんでもない方向にずれていきました。

「なあ、もし一生彼女ができなかったら男同士と付き合える?」

一瞬Fが何を言ってるいるか理解できなかったw

「いやー、どうかなぁ。まぁ、本当に追い詰められたら考えるかもな」

「男同士でエッチとか興味ない?」

「男同士?まぁ、1回位ならしてみるのもいいかもしれないけど」

とついその場のノリで答えてしまった

それでFが

「男同士でもフェラチオぐらいならできるよな」

って・・・

「まあね。でも本当にやるなん・・・」

「(話を遮るようにして)してみない?」

「・・へ?」

「お前のチンコならオレ、舐めても構わねえよ・・・?」

唖然としました。

けどFの目はマジでした。

女を知らない血気盛んな若造ですから、男相手といえど咥えられたらさすがに感じてしまうのは、容易に想像がつきます。

正直なところ、しゃぶられてみたい気持ちもありました。

当然童貞の俺はフェラチオも体験した事はありません

それが初フェラ体験が男同士・・・

でも興味はある・・

でも断らないと変な道に入ってしまうかもしれない怖さもありました。

どうしようかと迷っていると、Fが顔を近づけて来ました。

改めて顔を近付けられたりすると、Fの目を直視できませんでした。

「別に、男同士で慰め合ったっていいんじゃねーかな。
世の中にはホモやゲイなんていくらでもいるじゃん?オナニーと変わんねえよ。
出す方法が違うだけで。大丈夫、別にお前を変な趣味に引き込むつもりじゃないよ」

オレは黙ってうなづいてしまいました。

Fは少ない友達だったから、彼を失う怖さもあったと思います。

素直にしゃぶられてみたいという欲望もあったと思います。

もうなるようになれという思いで、Fにパンツを脱がされました。

パンツを脱がされただけで早くも緊張はピークで、速攻で勃起しました。

Fがそっとオレのティムポを咥えました。

本当に何ともいえない、不思議な感触でした。

Fが口を動かしてオレのティムポを弄び始めました。

オレは声を押し殺して我慢しましたが、時折快感がツボに来ると

「あぁっ」

と情けない声が何度も出てしまいました。

Fもフェラをするのは初めてだったようで、時間はかかりましたが、快感が頂点に来て、ついにFの口の中に出してしまいました。

あの瞬間の恥ずかしさというか情けなさというか、えもいわれぬ不思議な気持ちは、今思い出しても顔が赤くなります。

変わって、次はオレがFのをしゃぶることになりました。

Fのパンツを下ろして、Fのティムポがオレの目の前に。

細い体に似合わずオレよりずっと大きいペニスで巨根サイズでした。

緊張しながらそっと咥えると、やがて固くなりました。

オレの生涯唯一のフェラ体験です。

どうしたらいいかわからないまま、とにかく舌を動かしました。

Fの情けない「あぁっ」という喘ぎ声が聞こえ、興奮しました。

そして数分後、オレの口の中にFの白い液が発射されました。

のどから鼻に臭いが通ってきて、たまらずゴミ箱に吐き出しました。

終わった後、お互い口数も少なく、早めに眠りに付きました。

Fとはその後、特に仲が気まずくなるでもなく、普通に関係が続いてます。

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